9/04/2015

ジャレビ

また、ちょくちょく出てくるフットボールの話題です。コーナーキックというシーンが試合の中ではあります。大体の人が、応援しているチームが攻めているときにコーナーキックをとれば、「よし、チャンスだ」と思うでしょう。反対に、自陣でコーナーキックを相手に与えると、「ここはしっかり守らないと」とピンチに感じるでしょう。

サッカーデータ革命』というとても興味深い本によると、コーナーキックがシュートにつながる可能性はわずかに20.5%だったそうだ。つまり、コーナーキックを5本蹴って、やっと1本シュートが生まれるということです。

さらに、コーナーキックから生じたシュートが成功するのは9本のうち1本。実にコーナーから生まれた89%のシュートが無駄になる計算だそうです。そして、コーナーから生じるシュートと、そこから生まれる得点の可能性を数値化すると、平均してコーナーから点が入る可能性は約2.2%しかないそうです。単純に言えば、プレミアリーグ(イングランドのフットボールリーグの通称)のチームが、コーナーから得点するのは、平均して10試合に1度しかない、ということになります。

何をハラハラ見ていたのだろう、と思ってしまうようなデータの結果です。つまり、コーナーキックは大してチャンスではないし、特別ピンチでもない、んですね。こういった数字を見ると、明らかに今後の見方が変わってきますよね。

同書でも書かれているのですが、「常識」を疑ってみるということは重要です。コーナーキック一つとってもこのありさまなのですから。昔からこうなんだ、というのが間違っていることはまだまだたくさんあります。つまり新しい発見もまだまだあるということです。

その貯めのツールとして“数字”は大いに役に立つでしょう。数字が全てではないけれど、数字が教えてくれることもあります。

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