4/28/2015

豆大福

私たち世代の男子達にとっての青春は、汗臭いシトラスの香りの記憶です。
大体の男子たちが同じ種類の汗ふきシートを使っていました。それがシトラスの香りだったのです。

部活帰り、汗臭いのがかっこ悪くって(ベトベトが気持ち悪くもあるし)、シトラスの香りで汗を拭き、気になるあの子に話しかけようか、話しかけまいか、ばれていないか、自然にふるまえているか、人知れず心が浮ついたものです。

香りは記憶装置で、不意打ち鼻を通して鮮烈な情景がよみがえります。
音(曲)もそうで、聞こえた刹那、“あの時”が“今”にフラッシュバックしてきます。

好きな香り、好きな曲って、実はそれ自体じゃなく、その香りがした、その曲を聴いた記憶が好きってことなのかもなあ。

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