「友達以上恋人未満」は面白い。中学生からギリギリ高校生くらいまで使われる言葉だけれど、そのほかの年代ではまた意味が違ってきますからね。
この言葉が最も使われる中学高校生年代では「友達以上恋人未満」なんて言われた日には、「あーあ、それをいわれちゃおしまいよ。」ってな具合で、少し大きめの擦り傷を心に負ったものですよね。
性フェロモンの巣窟(大学ともいう)から20代後半まで(私自身が20代前半なので、それより上の年代に関してはあくまで想像の域を脱しませんが)になると、「友達以上恋人未満」はピンクの係り員。言われないけれど仮にそう言われたら、まるでネコ科の夜行性肉食動物になった気分です。
未婚の30代から40代の「友達以上恋人未満」は、怖い。急に恋人さえも飛び越えてこようとする人もいるでしょうし、自分よりも一回りくらい下の人を上手にひっかけちゃう人だっているでしょう。一番脂がのっている時期だから、魅力もあります。それに先のことも考えているから、相手を捕まえることに関しても人一倍真剣です。
既婚者にとっては、基本的に「友達以上恋人未満」なんてないはずです。あるんだったら友達か恋人のどちらかでしょう。結婚している人となにかあったりするんだもの、相手だってそれなりの覚悟をもって接しているんだと思います。
50代以上になると、ちょっと想像できません。「友達以上恋人未満」って言葉自体が消滅しちゃうのかな。
面白いとかなんとか言っているんですが。実のわたしは「友達以上恋人未満」が一番グサッと来ちゃう。なんかこう、冷酷な距離――どうやったって埋められない深い溝と言いましょうか、どうにも塞ぎようのない鋭い裂け目と言いましょうか――を感じます。
あれ、中学生の時抱いた感想が「友達以上恋人未満」の神髄だったのかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿