8/16/2015

ロッドチョン

今就活生の姿を一年中見ているような気がするほど、リクルートスーツに身を包んだ学生をよく見かけます。みな同じような髪型で同じ服装で背筋を正して歩く姿を見るのは、少し異様な感じもします。その中には、もちろん女性の姿も多く見受けられます。

女性の社会進出が進み、昨今ではほとんどの女性が一度は就職して男性たちと同じように働いています。無論まだまだ閉鎖的で保守的な世界もありますが、確実に選択肢が増え女性の可能性も以前に比べれば格段に広がっていると言えます。

人間と言う動物は、往々にして選択肢を与えられすぎると選択自体をしなくなるんだと、テレビでもおなじみ心理学者の植木先生がおっしゃっておられました。なるほど、その通りで自分自身もそういった経験が数えきれないほどあります。

それは現代の女性に対しても当てはまることです(人間だから当然です。言うまでもなく男性もですが)。就職する、結婚して専業主婦になる、嫁いで女将となる、独身でいる、このほかにもいろいろな選択肢があると思います。しかしそこは人間、選択肢を多く与えられすぎると選択すらできなくなってしまいます。現に「みんな就職するから私も就職しておこう」という人が大多数を占めているのではないでしょうか。

「男性と同じように働く」という言い方をあえて上でしました。世の中でもそういう風に言われたりします。それは女性が勝ち取った権利です。この国でも女性は以前肩身の狭い思いをしていたと思います。でもね、そもそも男性と女性は違うんです。女性が男性のように働こうと思ったらできないことはないですが、それは本当は必要ないことです。男性がやればいいのですから。

女性には女性らしく生きる道がもっと与えられてしかるべきだと思っています。社会として「わたしは女性なんだ」と意識して生きられる環境がもっとあっていいのではないでしょうか。特に出産は女性にしかできません。その女性ですら出産できる身体のリミットもあります。女性にとって20代というのはとてもとても大切な時期です。その出産に最も適している時期と言えるからです。大学に進学する生徒が増える今、つまりその時期に就職はぶつかります。

出産に対するバックアップはもっとあっていいのです。子どもを産みたい女性が産んでから社会に出られるような環境が必要です。難しいことは百も承知、だからこそ目指すべきだと思います。女性の幸せは男性の幸せでもあるのですから。

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