9/14/2015

カジュロール

「昔はやんちゃしてたなぁ」「若いときはワルいこともしたよ」なんて懐かしそうに言う歳をとった人が、たまにいます。なんだかかっこいいことをしていたんだよ、という雰囲気で、なかには誇らしげに語る人もいます。

不良と言う言葉はもうあまり聞かなくなった気がしますが、そういう人もいます。昔は不良やってて今は更生してきちんと仕事をしています。そういった類の本やテレビ番組なんかはたくさんあり、割とその本人が称賛されたり、ちやほやされたりします。

わたしは小さいころから本当にそれってエライことなのかなあ、と疑問に思っていました。だったら最初からきちんとしている人がもっと評価されるべきでしょう。更生してきちんと仕事をしています、なんて、当たり前のことですよね。ちっとも胸張って人様に言いふらすような事じゃないような気がします。

第一、当人が所謂“不良”やってた頃に傷つけられた人たちは、ないがしろにされていいのでしょうか。そちらの人々に手を差し伸べてあげる方が先でしょう。

普段から悪いことばかりやってる人は、ちょっといいことをしただけで周りの人は「なんだ、あいつもいいやつじゃないか」なんて評価を簡単にしてしまいます。これは昔からの疑問です。つまり、「男は一つや二つ、悪いことした経験がなきゃダメだ」とか「若いときはやんちゃしてるくらいの方がいい」なんていうのは嘘だということです。全然かっこいいことでも何でもありません。

そういう話はね、聞いているくらいがちょうどいいんです。

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