11/12/2015

舌鼓

例えば、新しいマフラーが欲しくなった時、マフラーをつけた人がたくさんいるように見えますし、マフラーを置いているお店も多いように思います。

例えば、車が欲しくなった時、いくつか気になる車種をリストアップしてどれにしようか考えていると、街でそれらを多く見かけるようになります。

一つの映像を複数の人が見たとします。例えば渋谷のスクランブル交差点の映像。見終わった後に何が写っていたか聞くと、それぞれ異なったことを言うのです。「女性が多かった」とか「いい天気だった」とか「電話でフットボールの話をしている人がいた」とか。それぞれ見たものを話すと、それが見えていなかった人すらいるのです。

人間は自分の見たいように世界を見ています。上の例を見てもわかる通り、自分の思う世界、「こういうもんだ」と自分が想像する通りに見ているのです。それは個人のレベルで違うものでもあり、かく地域や年代で違うものでもあります。

発生した事象事態に感情はありません。プラスでもマイナスでもありません。それをあなたがどのような角度から見るかで、そこにプラスだとかマイナスだとかが生まれるのです。

自分がどのようなものの見方をしているのか自覚しておくことは、世の中を見る大きな助けになります。その自覚とともに、違った見方をする人もいて、その見方に寄り添ってみることができると、より世界が広がります。

みんなが小さいころに教わった、「人の立場になって考える」というのは、つまりこういうことなんです。

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