マラソンの選手はレース前の数日間食事における炭水化物の割合を増やし、レースに向けたエネルギーの蓄積を行います。この作業はとても大切で、失敗するとレース中エネルギーが足りなくなって失速したり、逆に身体が重くなりすぎスピードが出なくなったりします。
ここまではいいのです。実はこの前に必ずやっておかなければならないことがあります。それは、炭水化物の枯渇期間を作るということです。つまり、身体が「炭水化物が欲しい。炭水化物を摂取してくれ。」と欲しがるようにしておくことがとても重要なのです。そうすることで炭水化物を摂取したとき、栄養素を取り込みやすくなり、エネルギーを蓄積しやすくなります。
これは、様々なことに言えるんじゃないでしょうか。私自身のことでいえば、欧州のフットボールリーグがオフの期間はできるだけフットボールを見ないことにしています。NFLのシーズンは6ヶ月しかありません。この短さが人気の秘訣であるとも言われています。
あえて我慢をして、欲を溜めておく。特に自分の大好きなことで、こういう期間をもうける。忍耐が必要ですが、案外楽しいものです。最終的にはそのことで頭がいっぱいになりますからね。子供のころ、お願いしてお願いして本当に欲しくてたまらなくって、さらにお願いしてやっと買ってもらったものがうれしくてたまらなかったように、大人になっても、そういう体験は必要だと思います。たぶん大人の場合、ものじゃないんだと思うけれど。
でもね、当たり前だけれど、我慢するのとさぼるのは、全然違うからね。
0 件のコメント:
コメントを投稿