「大人になるな」というのは、クリエイティブで仕事をしている方々がよく口にするように思います。たぶん、これは完全なる私の偏見なのですがね。とにかく、物を作ったり何か新しいことをする人はこういうことを言うことが多いように思うのです。
そして、これ、「大人になるな」という言い方が肝心なんだと思うのです。「子どものような感性を持とう」という言い方もされますね。これも、「子どものような」という言い方が肝心なんだと思います。つまり、「子どもになれ」とは言わないんです。
大人が子どものように考える、そのような感性を持つ、ということは、母体は大人なわけです。丸っきりそのまま子どもになってなってしまってもいけません(そもそもそんなことはできないわけですが)。それは、いろんな経験やたくさんのものを見て、たくさんの人に会って大人になった人が、そこに形成されたものに、さらに自らがより純粋であった時の感性を再び思い出すことによって、さらにいいものが生まれるということだと思うのです。
子どもはみな、生まれながらにして芸術家であり哲学者でありクリエイターです。それがいつしかそんなことは忘れてしまったかのように、何かに縛られるようになっていくのです。ある意味では様々なものに縛られながらみな生きています。心持ち次第ではあるのですがね。でも、それも大人の楽しさです。子どものころとは、できることの幅が明らかに広がります。
しかし、大体の大人が自分で勝手に自分の幅を決めてしまうのです。それが大人になることだとでも言うように。大人になったからこそ、できることが広がるのです。そしてそれを気づかせてれるのが、もしかしたら「子どものような感性」なのかもしれません。
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