5/10/2015

ショートケーキ

「根岸の里の侘び住まい」なんて文句がありますね。これは、頭に季語を持ってくればそれらしい俳句ができるという便利な文句です。「新緑と根岸の里の侘び住まい」「つつじ咲く根岸の里の侘び住まい」ほら、簡単でしょう。

これは、一種の“型”です。型というのは入り口であり基本であり拠点です。何をやるにしても、これを知ることは絶対に避けて通ることはできません。反対に、みんな通ってる道なんです。

少し意地汚い見方かもしれないけれど、「型にはまらない人」だとか「型破りな人」っていう人たちもみんな通ってる。だって、はまったり破ったりする“型”がないとこういう言われ方はしないものね。

型があって、それにきれいにはまる人もいるし、破っちゃう人もいる。でも、はまれる型も破れる型もそんなに大したものじゃないんです。型って少し変わったマトリョーシカみたいになっていて、小さいのを破ったと思ってもそこはまた別の型の中で、それを包むもう少し大きな方の中にお互い入ってる。だから型破りって実は大して型破りじゃない。

それを私は、型を破ろう破ろうと行動して気が付いたんですけどね。

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