6/20/2015

チョコレートムース

筋トレはたまにすごく負荷のかかることをやると、身体にとっていい刺激になります。1、2回しか上げられないような重さでベンチプレスをやるだとか、同じような重さでスクワットをやるだとか。短距離走も一緒で、ゴムチューブで走る方とは逆の方に引っ張ってもらいながら走ったり、タイヤを引きずりながら走ったりするといい。

どういうことかというと、そのすごく負荷のかかる状態を体験した後に、まっさらな、自分本来の状態で同じことをすると、いつもよりも軽く感じるのです。そして、短距離走なんかで言ったら、実際にタイムが上がっちゃったりします。荒治療っぽく見えますが、これは案外身体にとって良かったりするのです。

このお話は、筋肉とか運動とかだけじゃなくて、脳みそとか勉強についても同じことが言えます。例えば、ものすごく大雑把な分類の仕方ですが、いつも新書を読んでいる人います。新書は理解しやすいように書いてくださっているものですから、割と読みやすいものです。その人がより専門的な本を読みます。素人にはかなり難しい本です。例えば専門用語だらけの脳科学の本だとか、近代の哲学の本だとか。もう頭がぐちゃぐちゃになります。でも、そのあといつも読んでいる新書に戻ると、どうしてどうして、すらすら頭に入ってくるのです。

わたしは文系なので、どうしてもそちらに話が傾いてしまいますが、古典を読むときも、現代語訳だけで普段読んでいる人が、書き下し文もしくは原文を読み、現代語訳に戻ると、こちらもスラスラ入ってきます。これはわたしだけかもしれませんが、英文を読んだあと、日本語の文章を読むと同じようにスラスラ読めるのです。

筋トレでも読書でも同じですが、1回も持ち上げられないような負荷でやっても、それはダメですし、全くもって理解できない文章を読んでも、うまくいきません。この見極めも少し経験が必要かもしれません。それに、たまにじゃないといけません。しょっちゅうキツイ負荷をかけていたら、身体が壊れてしまいますし、頭もパンクしてしまいます。節度を守ってやると、それはそれは効果的です。

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