久しぶりにしっかりとした雨が降ったように思います。最近はずっと日差しが強かったから、植物や動物たちは一休み、梅雨に備えているのではないでしょうか。季節の変わり目に降る雨は、一度次の季節の準備をわたしたちにさせてくれようと、「もうすぐ、次が来ます」と伝えてくれているように思います。
夏に振る雨、夕立もまた良くて、私個人としては好きです。夕方ごろバァーッと降って、気持ちの良い夜風をさそってくれます。今はもう熱帯夜ばかりだから、降ったところであんまり恩恵にあずかることはできないでいますがね。でもその雨の心意気はいいじゃありませんか。
「夏は夜 月の頃はさらなり 蛍の多く飛びちがひたる またただひとつふたつなど 仄かに光りてゆくもおかし 雨など降るもおかし」
清少納言の随筆『枕草子』の第一段の、夏について述べた有名な部分です。この時代と現代の夜の気候は違えど、やっぱり「雨など降るもおかし」と清少納言も思ったわけです。
仕事や行楽に出ようとしていた人にはちょっと嫌な雨ですが、まあそこは心の持ちよう。雨の日だからこそ楽しめることもあります。これから梅雨です。いっそ今年は雨を生かした活動をしてみてはどうでしょうか。雨の日の行楽地、閑散としていてこれまたいいんですよ。
あ、ライチョウはね、雨が降るとひょっこり顔を出すんだよ。
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