6/09/2015

チーズケーキ

語学の勉強をするのは好きです。その言語を母語としている人たちと、コミュニケーションをとることができるから。それはまあもちろんのことなんですが、言語というのは文化そのものなんです。その人たちの暮らしがそのまま言葉になる。だから語学を学ぶのは楽しいのです。

例えば、日本語にはいくつもの「雨」の種類があります。霧雨、夕立、時雨、五月雨…これは、日本という国が雨が降り、さらに季節によって降り方が違かったり、雨そのものを愛でる、自然を愛でる習慣があるからこそ生まれる言葉ですよね。雨の降らない砂漠地域にこれほどの「雨」の種類はないでしょうね。

お肉の焼き加減は、本来日本語にはなかったものです。「レア」とか「ウェルダン」とか。日本語で言おうとすると、「表面は焼けているけれど中はほとんど生」とか「完全に中まで火が通った状態」とか言うしかないですから。これは肉を食してきた人々の言葉で、フランス語なんかにも独自の言い方があります。日本人は肉を食べない人々でしたから、こういう表現は持っていないのです。ね、なんだかおもしろいでしょう。

こうやって見ていくと、気持ちの伝え方だったり、生きることに対する考え方だったり、そういうことも言語から学ぶことが出来たりします。みんな人間なんだけれど、生まれた地域や時期によって、話す言葉は違う、習慣や文化は違うんです。それを認める心を養うのにも、語学はいいかもなあ。

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